安全防災対策

各施設は、安全を確保するため二重・三重の構造・システムとなっており、社員の安全に対する高い意識と高度な技術で無災害を継続しています。

貯蔵船

白島四号の入選状況
貯蔵船は二重殻構造で、1タンク当たり10万キロリットルの容量を持つ7タンクに区切られています。

各タンクは水封タンクで閉囲され、貯油タンクの内圧よりも水封タンクの水圧を高く保持することにより、油が貯油タンク外に漏れない仕組みになっています。

写真は貯蔵船「白島四号」の入船状況

安全防災対策

中央監視制御室
運転員が24時間体制で基地施設の運転監視管理、防災監視、環境監視等を集中管理しています。

北防波堤
基地の北側はもっとも波の高い場所であるため、外海側におよそ25,000個の消波ブロックを積み上げ高波に備えています。

固定泡放射砲(貯蔵船)
中央監視制御室にて火災ならびに消火状況を工業用監視カメラで確認しながら遠隔操作による消火活動を行います。

海域監視レーダーシステム
船舶の基地衝突予防対策として監視システムを備えています。

甲種普通化学消防車
陸上危険物タンクの消火用として消防車を1台保有しています。

消防艇兼油回収船(はくりゅう)
外部での流出油回収支援や自治体主催の防災訓練に出動し、活躍しています。その他、当基地では、パトロール艇1隻、油回収兼オイルフェンス展張船等3隻を保有しています。